2026年10月2日、新作RPG『アストラエ·オラティオ』(通称:アスオラ)のクローズドβテスト(CBT)が始まりました。開始直後から匿名掲示板では専用スレッドが立ち、参加できたプレイヤーと落選した人が入り混じって活発に意見が交わされました。
結論から言うと、反応は「ビジュアルと演出は期待以上、でもガチャ仕様が不安」という声が大半です。この記事では、CBTのスレッドで目立った意見をテーマ別に整理してみます。
※掲示板の書き込みをもとにした反応まとめです。仕様はCBT時点のもので、正式リリースまでに変わる可能性があります。
そもそもどんなゲーム?
アスオラは、ビジュアルノベルを軸にしたコマンドバトルRPGです。スレッドでは次のように紹介されていました。
- 『ブルーアーカイブ』初期の中心メンバーが独立して立ち上げたスタジオの新作
- 当時評価の高かったシナリオライターと絵師が参加しており、ストーリー面への期待が大きい
- パブリッシャー(資金面の後ろ盾)はNCソフト
- 戦闘はリアルタイム性のあるコマンド式で、敵の攻撃に合わせたパリィの要素もある
- 開始時点で約30キャラ、1年で約30キャラ追加予定とインタビューで語られていたとの情報も
戦闘画面については「スタレ(崩壊:スターレイル)っぽい」「むしろFGOに近い」「マリオRPGのタイミング押しに似ている」など、人によって連想するタイトルが分かれていました。現時点ではPvP要素はないものの、プロデューサーは将来的に入れたい意向を示しているそうです。
最大の話題:ガチャ仕様への反応
スレッドで最も多く語られたのはガチャです。書き込みで共有されていたCBT時点の仕様は次のとおりです。
| 項目 | CBT時点の仕様(スレッドの情報) |
|---|---|
| ガチャの種類 | キャラ・武器一体ガチャ、ビネット(サポート的な装備)ガチャなど複数 |
| 最高レア排出率 | SSR 1.5%(キャラと専用武器が混在) |
| ピックアップ率 | キャラ約0.75%、専用武器約0.75% |
| 天井 | キャラ・武器それぞれ150回(両方なら計300回) |
| ビネットガチャ | 別リソースで回す形式、150回天井 |
| その他 | 専用武器は5分の1の確率でサイン入り(見た目のみ) |
否定的な声
- キャラと武器が同じ枠に入る「闇鍋」形式は、最高レア演出が出ても武器だった時の落胆が大きい
- キャラを引く前に専用武器が出てしまうのは印象が悪い
- ガチャの種類が多すぎて、面白そうという気持ちが削がれる
- ランキングコンテンツの報酬までガチャ形式なのは疑問
冷静な見方も
- 天井前提なら、闇鍋でも分離型でも大差はない
- 他タイトルと比べて特段ひどいわけではなく、最終的には石の配布量次第
- キャラと武器が同じガチャのタイトルは他にもある
- βで不満を伝えておけば、正式版で緩和される可能性もある
「キャラ武器は分けてほしい」という意見と「配布次第」という意見がぶつかりつつも、配布量が判明するまでは判断保留、という空気でした。
運営NCソフトへの警戒感
ガチャへの不安と並んで目立ったのが、パブリッシャーであるNCソフトへの警戒です。『リネージュ』シリーズなどで知られる同社は、韓国では課金の重さで有名だという声が多く見られました。
- 「韓国のユーザーは最初から課金圧を警戒していた」という書き込み
- MMO基準の課金設計をソシャゲに持ち込むと、プレイヤーがついてこないのではという懸念
- 撤退判断が早い会社という印象から、サービス継続を心配する声
- 将来PvPが入ると課金が強さに直結しやすくなる、という警戒
一方で「日本では会社名まで知っている人は少ない」「シナリオを読むだけなら無課金でも十分楽しめるはず」と、過度に悲観しない意見もありました。開発期間の短さや資金面の事情から、マネタイズの強さはある程度仕方ないと受け止める人もいます。
※スレッド内では同社の過去作の課金事例が具体的に語られていましたが、未確認の情報も含むため本記事では省略しています。
好評だった点:ビジュアル・演出・ストーリー
ガチャへの不満が多い一方で、ゲームそのものの出来には好意的な声が目立ちました。実際にプレイした人からは「面白そう」という感想が素直に出ています。
- グラフィックと演出:スチル(一枚絵)が次々に出てくる、3D演出に力が入っている、歌が流れるなど作りが豪華
- ストーリー:序章(0章)はフルボイス。いきなり敵組織の幹部が退場する展開に驚く声も
- オリジナリティ:既視感はありつつも、独自のアイデアをしっかり振りかけているという評価
- ボイス:公式は、未収録部分は正式リリース時に実装すると案内している
既に約80キャラ分が用意されているという話もあり、短い開発期間でこのクオリティを出していることに驚く書き込みもありました。一方で「戦闘演出は長く遊ぶとダレそう」「オート3倍速がほしい」「音楽は平凡」といった細かな指摘も出ています。
賛否が分かれた点:テキストのノリ・翻訳・デザイン
主人公と下ネタ寄りのギャグ
主人公は猫の姿にされてしまう設定で、ヒロインたちにからかわれる場面が多いようです。デフォルト名もあり、自我のはっきりした「一人の登場人物」として描かれています。
- 「主人公がセクハラする側ではなく、される側なので安心」という声
- 一方で「下ネタのノリが古くさい」「ボイス付きだと共感性羞恥が勝ちそう」と合わない人も
- 「開発陣は前作の頃から下品なネタが好きだった」と納得する古参ファンも
翻訳・ローカライズ
「翻訳がだめ」という書き込みには、すぐに「実況を見た限り普通」と反論が入りました。おおむね「きちんとした日本語だが、味のある訳ではない」という評価に落ち着いています。前作では日本向けローカライズ担当が表現をマイルドにしていたため、今回はシナリオライター本来の癖がより強く出ている、という見方もありました。
キャラクターデザイン
80〜90年代アニメを思わせるレトロな絵柄が特徴で、「超今風」というネタ的な言い回しで盛り上がっていました。「80年代デザインは好き」という声がある一方、「デザインが少し雑に見える」「肌の色が黄色っぽい」という指摘も。複数の絵柄のキャラが混在しているようで、どのタイプが人気になるかも注目されています。
CBT当落・その他の話題
スレッドの冒頭から目立ったのが「落選した」という嘆きです。SNSで宣伝に協力していた人や、スレッドを立てていた人も落ちたと報告しており、倍率はかなり高かったと見られています。落選者にはメールが届かないため、テスト開始に気づかなかった人もいたようです。
- 公式発表の20人は確定参加キャンペーンの当選者で、通常抽選は別枠
- 「アンケートでブルアカ経験者と答えると落ちる」という噂には、経験者と答えて当選した人が否定
そのほか、メインストーリーをフルボイスで毎月更新するという話には「収録が間に合うのか」と心配する声、正式リリースは来年になりそうという予想も出ていました。
コミュニティの空気について
スレッドの前半は落ち着いた議論が続きましたが、後半は開発陣の古巣である『ブルーアーカイブ』との対立をあおる書き込みが増え、ゲームの話題から離れてしまいました。
元ブルアカ開発陣の新作であることを打ち出している以上、比較や対立の話題は避けにくいという見方があります。一方で「両方遊ぶ人も多い」「ソシャゲは掛け持ちが普通で、食い合う関係ではない」という冷静な意見も多く見られました。
なお、前作の開発中止をめぐる経緯については、事実関係がはっきりしていない部分もあるため、本記事では立ち入りません。
まとめ:ゲームは期待大、課題はガチャと配布量
CBTの反応をまとめると、次の3点に集約できます。
- ビジュアル、演出、ストーリーの作り込みは「期待以上」という評価が多い
- キャラ・武器混在のガチャと低めのピックアップ率には、強い不満が集中
- 最終的な評価は、石の配布量と正式版での調整次第
「ストーリーを読むだけなら無課金でも楽しめそう」という声も多く、まずは触ってみたいという人は少なくありません。CBTのフィードバックを受けて、正式リリースでガチャ周りがどう変わるのかに注目したいところです。
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